越沢バットレス2
TK2、そーたさん、HSGさんと越沢バットレスに行ってきました。
今回の目的は、会の新人のそーたさんとHSGさんのマルチピッチの練習なので、僕とそーたさん、TK2とHSGさんでペアになって、とりあえず新人の2人はオールフォローで登ってもらいます。
僕は越沢バットレスに来るのは3回目ですが、これまでの2回は講習で来たので、自分たちだけで登りに来たのは今回が初めて。
まだこの岩場でリードで登ったことがなかったので、とりあえず看板ルートらしい「第2スラブ」ルートを登ることにしました。
まずは他のいくつかのルートと共通になっている1ピッチ目を登ります。
1ピッチ目は見た目は階段状で簡単そうですが、昨日の雨でビショビショに濡れていて、ものすごく怖かったです。
2ピッチ目から「第2スラブ」のルートに入るつもりでしたが、上部が濡れていたので、比較的乾いていた「左ルート」に変更。
カムを持ってきていたので、最後の垂壁はコーナークラックにカムをセットしながら登りましたが、そこそこ難しかったです。
2本目は「一般(右)ルート」を登ろうと思いましたが、取り付きに向かうのに適当に歩いていたら違うところに着いてしまいました。
「一般(右)ルート」の取り付きとは違いますが、クラックが続いてるし、ここを登るのも面白そうだと思い、登ってみました。
クラック部分は快適で楽しかったですが、クラックが終わると土の斜面を歩く感じになり、しばらく右に歩いて行ったら「一般(右)ルート」の2ピッチ目のビレイ点に着き、ちょうどTK2のパーティが2ピッチ目を登っているところでした。
2ピッチ目は簡単そうなので、そーたさんにリードしてもらいました。
3ピッチ目の最後に「滑り台」と呼ばれているこのルートの核心部分があります。
僕が月稜会に入る前に、クライミングの講習会で越沢バットレスに来たときに、この部分をフォローで登り、当時はこんなところをリードで登る奴の気が知れないと思ったものでしたが、今回は楽しく登れました。
HSGさんはなんと今回が初めての外岩クライミングだったようですが、楽しかったみたいでよかったです。
そーたさんは核心のところが登れずに苦しんでましたが、この悔しさをバネに、これからクライミングの練習に励んで強いクライマーになってくれたらいいなと切に願っています。
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