湯河原幕岩29


2022年1月17日(月)
いとしゅーさんと湯河原に行ってきました。

何年か前までは、冬の間は仲間と休みが合えばいつも湯河原にばかり行っていましたが、去年はコロナの影響もあって一度も来なかったので、湯河原に来るのはすごく久しぶりで懐かしい感じがします。

冬の湯河原と言えば、道中のいたるところで売っているミカンも楽しみの一つ。
家族へのお土産のミカンを買ってから岩場へと向かいます。

前回、2年前に湯河原に来たときは、「もうじきバカンス」をRPした後で、次の目標になるような5.11cぐらいのちょうどいいルートが見つからず、湯河原での次の目標を見失って帰った記憶があります。

あの頃の僕は、5.11bのルートをまだ3本ぐらいしか登ってなくて、「もうじきバカンス」を登って最高グレードを5.11cに更新したところだったので、そこからもっと上のグレードのルートへのトライはまだ考えられませんでした。
しかし、あれから2年が経ち、結局未だに5.11cのルートは「もうじきバカンス」以外には登ってませんが、5.11bのルートは何本も登ったし、北川で5.11dのルートも2つ登りました。

そしてこの湯河原幕岩には、お買い得ルートとしてよく知られている5.12aのルートがあります。
3ピンという短さ、回収の容易さも相まって非常に取り付きやすく、神奈川に住むクライマーの多くがそのルートを登って5.12クライマーになっていったそうな…。



それが「コンケスタドール」(5.12a)だ!!

このルートは湯河原らしいとても平面的なルートで、身長によって体感グレードが結構変わるらしいですが、ちょうど僕(168cm)ぐらいの体格の人が登りやすいという噂を聞いたので、トライしてみることにしました。

マスターでトライするのは怖いので、上から懸垂下降でヌン掛けしてからのトライ。
最初の3回のトライは2ピン目以降のムーブが分からずに敗退を繰り返しましたが、4回目のトライでムーブ解決し、3ピン目まで到達。
結局その後の部分が登れなくて、トップアウトはできずに敗退しました。

指皮が痛くてホールドが持てなくなってきたので、最後はトップロープで練習して、一応ムーブのバラシを終えてトップアウトすることができました。

お買い得で有名なルートとは言っても、やっぱり5.12aとされてるだけはあって、そう簡単には登れません。
でも今日一日で大分進んだので、これは頑張れば登れそうな感じのやつな気がしています。

ちなみにこのルートは僕が初めて実際に見た5.12aのルートなので、湯河原に通い始めた頃は、いつかは自分にもこういうルートを登れる日が来るのかなと考えながら、トライしている人たちを憧れの目で見ていました。
そのルートを、とうとう自分がトライするようになって、それなりの手応えを感じているということは、もうそれだけでとても感慨深いものがあります。


【今日の成果】
コンケスタドール5.12a敗退
コンケスタドール5.12a敗退
コンケスタドール5.12a敗退
コンケスタドール5.12a敗退
コンケスタドール(TR)5.12aトップアウト
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前回の湯河原幕岩の記録

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