赤鞍ヶ岳~今倉山

こないだ道志から丹沢の加入道山に登りましたが、そのときに周辺のバスを調べていて、神奈中バスの三ケ木~月夜野の路線が来年の4月で廃止になることを知りました。
参考記事:神奈中バス、11路線を27年3月までに廃止 相模原市緑区、住民に衝撃
月夜野行きのバスには、もう10年以上も前に丹沢主脈を焼山から縦走したときに1度乗っただけですが、公共交通機関で丹沢に北から入る為には重要な路線なので、廃止になってしまうのはとても悲しいです。
廃止されるバスの代わりに乗り合いタクシーの実証運行がもう始まっているそうですが、乗り合いタクシーは月夜野までは行かないそうなので、バスが廃止される前に月夜野からスタートするコースを歩きに行くことにしました。
調べたところ月夜野から道志村を挟んで反対側の都留市でも、今年の4月に路線バスから乗り合いタクシーへの切り替えが行われるそうで、せっかくだから月夜野から道志山稜縦走コースを歩いて都留へ行くことにしました。
ゴール地点をどこにするか悩みましたが、前に都留市の方から今倉山までは歩いたことがあるので、今回は今倉山まで歩いてから降りることに。
しかし月夜野からゴール地点の道坂隧道まで、標準コースタイムだと13時間。
しかも道坂隧道のバス停からさらに徒歩50分ほど先のバス停まで行かないとバスがなく、最終バスの出発時刻は15時20分。
標準コースタイムの0.6倍以内で歩かないとバスに間に合わないので、前回に続いてせわしない山行になりそうです。
この日は土曜日ということもあり、月夜野行きのバスには大勢の登山者が乗っていましたが、ほとんどの人が焼山登山口で降りていき、終点の月夜野まで乗っていたのは僕だけでした。
バス停を降りてから月夜野の集落に入り、集落の一番上のところから舗装路の脇の道に入って行きます。

さらに進んでいくと獣避けのフェンスがあり、ここから登山道に入って行きます。

スタートから50分で、今回の縦走の起点となる平野山に到着。
この先は冬枯れで明るい稜線散歩が続きます。

厳道峠のところで一度大きく下って、峠から急登を登り返すところで展望の良い場所がありました。
大室山がものすごく大きく見えます。
大室山にもまだ登っていないので、月夜野までのバスがあるうちに道志側から登りたいと思います。

稜線を歩いている間、右側にはずっと秋山山稜が見えていますが、秋山山稜のさらに向こうの山から煙が出ているのが見えます。
一昨日から続いている扇山の山火事のようです。

標高1200mを越えたあたりから、稜線の北側には年始に降った雪が残っていました。

ウバガ岩からの絶景。
山々の間に細長く伸びる道志村を一望することができます。
周囲をほとんど山に囲まれ、どこに出るにも峠を越えないといけない不便な土地にも関わらず、よくこれだけの村が出来たものです。

10日ぶりの赤鞍ヶ岳。
ちなみにウバガ岩の手前にもう1つの赤鞍ヶ岳があったみたいですが、気付かずに通過してしまいました。
この時点で時刻は11時30分。
時間が間に合わなそうだったら、ここから棚ノ入山の方に行って無生野のバス停に降りるプランも考えてましたが、設定していたデッドラインの時間ちょうどぴったりに赤鞍ヶ岳に到着したので、このまま今倉山に向けて進むことにしました。

赤鞍ヶ岳を過ぎて、次の菜畑山を目指しますが、この間はいくつもの小ピークや峠があってすごく疲れます。
特に菜畑山の手前はきつい急登が続き、精神的にもなかなか辛かったです。

その後の今倉山への登りもかなりきつく、太腿が大分限界に近い感じでしたが、最後の力を振り絞って14時5分に今倉山に到着。
予定の時間より遅れているので、急いで道坂峠へ下ります。

そして14時32分に道坂隧道のバス停に到着。
ここを通るバスは今日はもう無いので、さらに先の菅野上のバス停を目指して歩き続けます。

ちょいちょい小走りをしながら歩き、無事にバスが出発する6分前にバス停に到着。
ちなみにバスの乗客は最初から終点の都留市駅まで僕1人でした。
本当に使いづらいバスですが、神奈中バスの月夜野の路線に加えて、富士急バスの都留市内の路線も廃止となると、公共交通機関を使って道志の山に登るのはほぼ不可能になります。
バスが廃止になるのは残念ですが、それがきっかけで今まで敬遠していたこの辺りの山に今回登りに来ることができたので、行けなくなる前に登れてよかったです。
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