北秋川 シンナソー


2025年10月15日(水)
TK2となっちゃんとシンナソーに沢登りに行ってきました。

昨日は天王岩にクライミングに行っていたので、2日連続の武蔵五日市です。
元々の予定では昨日から1泊で小川山に行くつもりでしたが、昨日の午後から今日の朝にかけて結構しっかりした雨が降る予報だったので、昨日は天王岩に変更になりました。

予報通り今日の朝まで雨が降っていたので全体的にウェットな感じで、こんな日はクライミングには不向きなので、逆に沢登り日和です。

ちなみに今回はTK2の沢登りのデビュー戦でもあります。
TK2は昔から「俺は沢はやらない」とずっと言ってましたが、こないだ北アルプスの伊藤新道を歩く為に沢靴を買ったそうで、せっかく沢靴を買ったのだから、手軽な沢で沢登り体験をしてみようということで、北秋川の超お手軽な沢のシンナソーに一緒に行くことにしました。

そしてなっちゃんもちょうど買ったばかりのラバーソールの沢靴を試しに手軽な沢に行きたかったそうで、なっちゃんも加わって今回は3人パーティで行くことになりました。



藤倉ドームの駐車場で装備を着けて、9時過ぎに出発。
藤倉バス停の近くの廃屋の脇から沢床に降りていきます。



北秋川の沢床に降りて上流の方に少し歩くと左側に見えてくる小滝がシンナソーの出合なので、ここからシンナソーに入っていきます。



シンナソーの入口から小滝でしたが、入ってからすぐ小滝やプチゴルジュのようなところが続きます。



次から次へと小滝が続き、ずっと水線沿いに突破していけます。



青いのが僕です。
ちなみに僕は普段はフエルトの靴を使ってますが、一応ラバーソールの靴も持っているので、今回はラバーソールの靴で来てみました。

沢によっての靴の使い分けはまだよく分かりませんが、この沢はとても人気のある沢のようで、スタンスとして使えるところはヌメりもなかったので、ラバーソールで快適に登れました。



沢登りデビューのTK2は、最初は珍しく緊張しているようでしたが、すぐに楽しくなったみたいで、先頭でガンガン滝を登っていきます。

この滝は途中にハーケンが打ってあって、ロープを出すかちょっと悩みましたが、問題なく皆登れました。



遡行図に書かれている、黒光りする5mの滝。



ずっと小滝が連続する感じなので、遡行図を見てもどれがどの滝なのか分かりません。



狭隘部を突っ張りで突破するTK2。



核心の3段15mの滝。



最上部の傾斜が強いので、2段目まで普通に登って、3段目だけロープを出して登りました。



核心を越えた後も滝が続きますが、この滝を過ぎた辺りから倒木が多くなってきました。



やがて水流もなくなって遡行終了の雰囲気になってきます。



入渓から1時間半ほどで二俣に到着。
左俣を少し進んで、適当に登りやすそうなところから左側の尾根に上がっていきます。



沢床には倒木が多く、色んなキノコが生えてましたが、白くて半透明なグミみたいな不思議なキノコがありました。



左側の斜面を登り始めて10分ちょっとで登山道に到着。

本当に短い沢でしたが、出合からずっと滝登りの連続でとても楽しかったです。
しかし倒木は多いし、水があまり綺麗ではなく、基本的にずっと狭くて周りはコケだらけなので、お世辞にも美渓とは言えず、登攀的な楽しみに特化した沢という感じでした。



登山道を藤倉方面に下り始めて、20分ほどで藤倉の集落が見えてきました。
ここから10分ほどで駐車場まで戻れて、出発からちょうど2時間半ぐらいで終了。

午前中のうちに終わったので、13時半ぐらいには帰宅できて、家でのんびり昼ごはんを食べて食後のコーヒーを楽しみながら、たまにはこんなお手軽な沢を楽しむ休日もいいなと思いました。


今回のルート


9:08 上除毛橋
↓ 52分
10:00~10:20 3段15mの滝
↓ 15分
10:35 二俣
↓ 15分
10:50~11:04 登山道
↓ 34分
11:38 上除毛橋
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