瑞牆山 クラック地獄5


2025年7月29日(火)
いとしゅーさん、kwtさん、スラ婆さんとクラック地獄に行ってきました。

この日も凄まじい猛暑で、植樹祭駐車場に着いて車を出た瞬間から途轍もない強さの太陽光を浴びて、ちょっとこれはクライミングどころじゃないなという感じでしたが、クラック地獄に着いてみると涼しくて快適。
やっぱり夏はクラック地獄に限るなと思いました。

ここのところ何日かは雨が降ってないと思っていたので、ドライなコンディションを期待してましたが、意外と全体的に湿っていて、ガマガエルも出てきて苔だらけの壁を登ろうとしていました。



まずはいとしゅーさんのクラック練習の為に、奥地獄の「Kクラック」へ。

このクラックは前回来たときに初めて登りましたが、結構いろいろ出来てアップに良いルートだと思います。



皆で「Kクラック」を登った後は、kwtさんによる「ジャイアント・ジャム・サンド」の本気トライを応援。

上部の太いところに入ったあたりで「ビショビショだ~」という悲痛な声が聞こえてきたので、皆で固唾を飲んで見守っていましたが、呻きながらもkwtさんは見事にレッドポイント。
いつも落ち着いた雰囲気のkwtさんですが、珍しく全身で喜びを表現していました。



そして次は皆で「回廊わきの無名ワイド」へ。

このクラックを登る為にキャメロットC4の#7を買ったので、早速買ったばかりの#7を携えて僕がトライしてみましたが、前回よりは良い感じで登れたものの、やっぱりどうも途中で上手く進めなくなり、とりあえずカムエイドでトップアウトしてトップロープをセット。

その後はトップロープで皆でワイドの練習。
僕もトップロープでもう1回トライしてみたら、核心を突破できて、そのままノーテンでトップアウトできました。
このクラックは奥に抜けると5.9で上に抜けると5.10aとなっていますが、どっちに抜けるにしても核心は変わらないので、何故奥に抜けると5.9なのか分かりません。

kwtさんやスラ婆さんはなかなかTスタックができずに苦労してましたが、kwtさんは2回目のトライで、初めてTスタックで立ち上がることに成功。



一度成功したことで感覚を掴んだようで、テンションを掛けながらではありましたが、2回、3回とTスタックを成功させ、そのままトップアウトしました。
※画像はイメージです。

このクラックはアームバーやTスタックの練習をするのにすごく適していると思うので、今度からクラック地獄に来たらなるべくアップでこれを登ってワイドの技術を磨きたいと思います。



帰りに駐車場の手前の芝生の広場を歩いていたら、野生のウサギに遭遇。
この日は過去最多地点で猛暑日を観測するほどの暑い日だったそうですが、クラック地獄は快適で18時過ぎまでたっぷり遊べて、もう地獄なんだか天国なんだか分からないぐらいで、とても楽しい一日でした。



【今日の成果】
Kクラック(TR)5.9トップアウト
ジャイアント・ジャム・サンド(TR)5.10aトップアウト
回廊わきの無名ワイド5.10aトップアウト(テン山、カムエイド)
回廊わきの無名ワイド(TR)5.10aトップアウト
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