六ツ石山

奥多摩の六ツ石山に登ってきました。
今年の夏に重装備を担いで山に登る予定があるので、それに向けてのトレーニングを始めることにしました。
心肺機能のトレーニングや脚の筋トレは普段の生活の中でも少しずつやれますが、荷物を背負って急登を登る体力は、やっぱり実際に荷物を背負って急登を登らないとなかなか鍛えられないので、奥多摩三大急登と言われている急登の中でまだ登っていない、水根から六ツ石山のコースを登ることにしました。
ちょうど今は藤の花が咲く季節のようで、奥多摩湖から水根集落へと向かう道の途中では、そこら中に藤の花が咲いてました。

水根集落を抜けて登山道に入ると、早速急登が始まります。
今回のテーマはある程度の荷物を背負って急登を登ることなので、荷物の中に重りを入れてザックを10kgぐらいにしてきました。
さらに出発地点でウォータータンクに10リットルの水を汲んだので、合計で20kgぐらいの荷物を背負っています。
パーゴワークスのカーゴ40という背負子みたいなザックを使っているので、ウォータータンクが見えてます。

途中で1回だけ平らな場所があったので休憩を取りましたが、それ以外はひたすら同じような急登が続きます。
景色が全く変わらず、ただただ登ることに集中できるので、急登を登りたい人にはおすすめできるコースですが、そうでない人には全くおすすめできません。

トオノクボというところで榛ノ木尾根と合流すると急登は終わり、その後はなだらかな道になります。

出発から2時間半で六ツ石山に到着し、すぐにウォータータンクの水を捨てました。
体力的に結構きつかったので、なかなかの達成感がありました。

帰りはトオノクボから、写真の左前方へと伸びる榛ノ木尾根を降りて境集落の方へ降りましたが、この尾根は今はあまり歩かれていないようで踏み跡が薄く、途中で何度か道を外れてしまったので、GPSを確認しながら降りました。
結構標高が高いところで、道から外れたところを歩いていたら、わりと新しめの廃屋があってびっくり。
その後も登山道の脇にいくつかの廃屋があり、少し前までは誰かが暮らしていたような感じでした。
境集落に降りたところで、次のバスが来るまで30分ほどの時間があったので、そのまま奥多摩むかし道を歩いて奥多摩駅へ。
ちなみにこの日は出発してから一度も他の登山者に会いませんでしたが、奥多摩駅で初めて他の登山者に会ったと思ったら、同じ会のなっちゃんでした。
なかなか良いトレーニングになったので、こんな感じのことを定期的に継続していきたいと思います。
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