岩根山荘アイスツリー3

岩根山荘でアイスクライミングの講習を受けてきました。
アイスクライミングはこれまでだいたい毎年2~3回の頻度でやってますが、いつまで経ってもⅣ級をリードで登れるようになれないので、1回どこかでちゃんと教わろうと思い、ガイドさんの講習を受けてみることにしました。
岩根山荘の講習のスケジュールを見ていたら、平日に行われている講習が結構あったので、今回は佐藤勇介さんの講習に参加。
アックス・アイゼンの説明から始まり、アックスの振り方、打ち込むのに良い場所、アイゼンの蹴り込み方、登るときの基本的なフォーム、アックスの上側のグリップの使いどころや持ち替えなどを教えてもらいました。
この写真は岩根山荘のライブカメラで10分おきに撮影されている写真を拝借したものですが、この日は他のガイドさんの講習も行われていたりして、平日にも関わらず多くの人で賑わっていました。
真ん中で登ってるのが僕です。

アックスを打ち込んだら、次のアックスを力強く打てるように、足を開いて上体をエビ反りにするようにと言われましたが、そのときに「大太鼓を叩くように」と言われて、足を開いた方が次に強く打ちやすいのがとても良く理解できました。
※画像はネットで拾ってきたものです。
登り方を教わりながら何本か登って、これまでよりも大分安定して登れるようになった感じはありました。
足を開くのと、グリップを高いところに変えたり持ち替えたりは、これまで全然やってなかったので、とても勉強になりました。
スクリューの打ち方も少し教わりましたが、この日はスクリューを打つ練習はしなかったので、今シーズン中にもう何回かアイスに行けたらいいなと思います。
教わったことのメモ
アックスの打ち方
・アックスを打つときは基本交互に上に打っていく。
・ちゃんと刺さってるか心配なときは同じ高さに打つ。
・打ったときにちょうどグリップが氷に着くぐらいが理想的な角度。
・打ったときにグリップが着かなくても、打った後に必ずグリップを氷に着けるようにすると、アックスの軸が安定してブレなくなる。
アイゼンの蹴り込み方
・アイゼンを蹴り込むときは、腰を引いてつま先を上げて、前爪が刺さりやすい角度で氷に当たるようにする。
・2列目の爪が刺さると安定するので、2列目の爪を刺すつもりで蹴ると良い。
・アックスを高く打ちすぎると腰を引けない。
登りのフォーム
・右手のアックスを打ったら、その真下から足1つ分左の位置に左足を蹴り込んで、右足は同じ高さで開く。
・残った足を上げるときも、腰を引いた状態で蹴り込んで、両足が決まってから立つ。
・足は同じぐらいの高さで開いた方が安定して次の一撃を強く打てる。(大太鼓を打つようなイメージ)
・アイスではよく「二等辺三角形の形で登る」と言われるが、三角形の頂点はアックスを打ったところではなく、アックスを持っている側の肩になる。
・次に左手でアックスを打つ場合、カウンターバランスの為に右足を大きく開いておいた方が安定する。
・足を大きく開くことでステミングのようにできる場合もある。
・横の方にアックスを打ったときは、そっち側に体をもっていく。足は刻むか内側からクロス。
・上記のことは全て「次の一撃を力強く打つ」為のことなので、フッキングしたり、蹴り込まずにスタンスに立つ場合は、フリークライミングみたいな動きになることもある。
アックスを打つ場所
・アックスを良いところに打つのが一番大事。
・1回のストロークの距離は、アックス1本分ぐらい長さを基準に考えると良い。
・1度に足を上げる高さは、膝頭の下ぐらいの位置が上げやすい。
・人によるが、ちょうど膝頭の下ぐらいまでの長さがだいたいアックス1本分ぐらいになるので、その長さで次のアックスを打っていくとスムーズに登っていける。
・近いところにアックスを打ったときは、アックスのグリップを1つ上にすると足を上げやすい。
・高めのスタンスに足を上げたいときもグリップを1つ上にすると良い。
・グリップを上にすると、少し抜けやすくはなる。
・打ってあるアックスより外側に打ちたいときは、アックスを持ち替えるか、近くだったらクロスでも打てる。
その他
・長い氷を登るには省エネやレストが重要。
・安定しているときはアックスを離して手を下げたり、一瞬でも手を離して振ったり、アックスを持ったままちょっと力を緩めるだけでもレストになる。
・傾斜のあるところでスクリューを打つときは、まずアックスを両方ともしっかりと打ち、スクリューを打ちやすい体勢を作る。
・基本的に右の腰の辺りに打つので、左足をしっかり開いておいて、左腕を伸ばして打つのがベスト。
・だけど実際にはやっぱりちょっと辛い体勢で打つこともよくある。
・新品のスクリューはすごくよく刺さるので、新しいスクリューを買うのが一番良い。
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