湯河原幕岩37


2024年10月22日(火)
なっちゃんと湯河原幕岩に行ってきました。

なっちゃんはクライミングのブランク期間が長いので、なんと25年ぶりぐらいの湯河原だそうです。
まだちょっとリードでのトライは難しいようなので、僕が簡単なルートに片っ端からトップロープをかけていくことにして、まず「シンデレラ」(5.7)、「ピーターパン」(5.8)、「サンセット」(5.8)をトップロープで登ってもらいました。



トップロープで5.8ぐらいなら大体登れる感じなので、5.9ぐらいのルートがたくさんあるエリアを探して、上部エリアの方に行ってみることにしました。

希望峰の脇のところから踏み跡を辿って登って行き、15分ほど登ったところで左側に岩が見えてきて、サイレントヴァリーに到着。



サイレントヴァリーに入ってすぐの岩。
右から
岳人列伝 5.11a
バビロンシステム 5.11b/c
ロールアップ 5.11d

この岩は綺麗でしたが、目当てにしていた5.9の「スレンテム」と「オズ」のある岩がかなり汚く、ルート上に植物のツタが伸びてきていたので、ちょっとトライする気持ちになれず。



フィックスロープを降りていったところにある岩。
写真の真ん中からやや右のラインが、このエリアの看板ルートの「ミ・アモーレ」(5.10c)。

僕はこれをやろうと思ってましたが、フィックスロープの登り降りが結構面倒なのと、このエリアでなっちゃんが登るルートが無いので、今日は見学だけにして場所を変えることにしました。



せっかく上部エリアまで登ってきたので、ついでにウイングスロックの状態もチェックしていきました。
サイレントヴァリーから尾根筋の踏み跡に戻り、そのまま踏み跡を辿っていくと3分ぐらいでウイングスロックに着きます。



写真の真ん中のラインが、このエリアの看板ルートの「金色夜叉」(5.10c)。
苔っぽくて全体的に綺麗な状態ではなく、登るならホールドを掃除してから登りたい感じです。



右が「レッセッセ」(5.10a)。
左が「カンテの心」(5.9+)。



手前から「帰心天山」(5.10b)、「ルートは緑」(5.10b)、「海を見ていた午後」(5.9)。
取り付きがかなり斜めでフィックスロープが設置してあり、そこからさらに下に降りて行くとウイングスロックの1階に行けるようですが、今回はここまでで見学を終了。

ここで登るつもりなら掃除の準備をしてくる必要がありそうですが、正直なところ、わざわざそこまでして登りに来るようなところでもないなと思いました。



というわけで、なっちゃんにちょうどいい5.8~9のルートを求めて正面壁に移動し、「ペーパードール」(5.8)にトップロープをセット。

なっちゃんが「ペーパードール」を登った後で、隣の「ポニーテール」(5.9)にトップロープ支点を移して登ってましたが、後半ボルト沿いに登るのが難しかったみたいで、カンテより右に回り込んで「No.7ルート」のチムニーを登ってました。
下からは見えませんが、体がすっぽり入るチムニーがあるみたいなので、今度僕も登ってみたいと思います。



僕は4年前に一度触ったことのある「カマクラ」(5.10c/d)にトライ。
1ピン目がかなり高いのに、1ピン目から3ピン目までがかなり近くて、なんかアンバランスな感じがします。

さすがに何も覚えていなかったのでほぼオンサイトトライでしたが、頑張ってこの日の1トライ目で決めるつもりでトライしました。
しかし思ったよりムーブが読みづらく、核心で何回もテンションをかけて、やっと登れるムーブを発見。
一度トップアウトした後で、帰りのバスの時間の都合ですぐに2トライ目を出すことになり、腕の回復具合が心配でしたが、なんとかレッドポイントできました。

正面壁にはまだ登ってない5.10台がたくさんあるので、今日は2~3個は登りたいと思ってましたが、やっぱり湯河原のルートは短い中にも難しさが詰まっていて、なかなか簡単には登らせてくれません。




【今日の成果】
シンデレラ5.7再登
ピーターパン5.8MOS
サンセット5.8再登
ペーパードール5.8再登
カマクラ5.10c/dトップアウト(テン山)
カマクラ5.10c/dRP(通算3トライ)
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