小川山39


2024年8月26日(月)
スラ婆さんと、スラ婆さんの友人のこーたろーさんと小川山に行ってきました。

朝、とりあえず3人で集合して「どこに行こうか?」という話になりましたが、まさかの全員ノープランな上に、特にやりたいルートもなし。
実際には各々でやりたいルートはあるものの、この日はピーカンで日差しがとても強く、「この暑さじゃなぁ…」という感じだったので、とりあえず日陰のエリアに行こうということになり、選ばれたのは「クレイジージャム」。
まさかこんな流れで3年振りに「クレイジージャム」にトライすることになるとは思ってもいませんでした。

親指岩に着いてみたら、先着のパーティが「小川山レイバック」を登ろうとしていたので、僕は「五月の雪」でアップしようかなと思い、ロープを結んで靴を履いて「五月の雪」の取り付きまで行きましたが、出だしが分からなくてかなり長い間地上付近でモジモジしていたら、そうこうしているうちに先着パーティが「小川山レイバック」を登り終えたので、僕らも全員アップで「小川山レイバック」を登りました。

その後また「クレイジージャム」が空くまでしばらく待ち、まずは僕からトライを開始。
下部の登り方は何となく覚えていたつもりでしたが、いざ登り始めてみたらもう全然ダメ。
上に登れはするものの、カムセットができない体勢が続き、怖くてなかなか進めず。
何度かテンションを掛けながらムーブを探って下部の核心を突破し、上部の核心も一発では抜けられず、何度かテンションを掛けてムーブを探って突破しトップアウト。

いつも上部でカムが足りなくて怖い思いをするので、今回はキャメロットの#3を3つと#3.5を1つ持っていきましたが、カムが多すぎても逆にクラックの中の手足を動かしづらくて登りづらかったので、やっぱり落ちないところは我慢してカムを減らした方がいいなと思いました。

下部も上部も、対策方法は分かったのでもう1回やれば登れそうな気はします。
次にトライするときに覚えていればの話ですが。

僕が登った後で、こーたろーさんとスラ婆さんもトップロープで1回ずつ登ったところで16時過ぎになったので、この日はこれで終了。



この日に親指岩に居た別のパーティの人達が、「五月の雪」の左にある世界の北平さんが初登したワイドをやると言っていたので、帰りに見に行ってみたら短いけど結構綺麗なワイドクラックがありました。

帰宅してからトポを確認したところ、この写真のクラックは「ダイヤモンド・ヴァージン」という5.9のワイドで、このクラックのさらに左にあるクラックが世界の北平さん初登のワイドのようです。
そっちは限定有りで5.10d、限定無しで5.9になってました。
こんなにアプローチが近いところで5.9のワイドが2本も登れるというのは便利なので、近いうちに登りに来たいと思います。

スラ婆さん、こーたろーさん、今日も1日ありがとよ。


【今日の成果】
小川山レイバック5.9再登
クレイジージャム5.10dトップアウト(テン山)
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