天王岩31
いとしゅーさん、TK2、スラ婆さん、HSG、キョンキョンと天王岩に行ってきました。
この日も東京は猛暑日で、本当はもっと涼しい岩場で登りたいところでしたが、どこも天気予報が悪いので、近場の天王岩で登れるだけ登ることにしました。
アップで「クラックジョイ」と「蝉時雨」を登りましたが、「蝉時雨」は使うホールドを勘違いして動けなくなってしまい1テン。
もう何回も登っているルートなのに、久しぶりに登るといつも簡単には登れない、指も痛くなるし嫌なルートです。
アップの後はいとしゅーさん達と一緒に「八月革命」にトライ。
1年前にトライしたときのメモを見てからトライしたので、下部はムーブに迷うことはなく、ノーテンで核心ムーブをこなすところまでは行きましたが、その後がスムーズに手が出なくてフォール。
4ピン目クリップがちょっと難しかったので、ヌンチャクを掴んでクリップしてムーブを確認し、2テンでトップアウトしました。
本気トライの合間に「蜃気楼」も久々に登ってみましたが、リップのどこが持てるのか覚えてなかったので、適当に飛びついてみたら落ちました。
HSGはまだ天王岩の5.10台のルートを「涅槃の風」しか登っていないというので、とりあえず今日は「蝉時雨」と「蜃気楼」を登るように勧めておきましたが、両方ともクセが強くて登りづらいので、僕は本当に嫌いです。
そして「八月革命」への2回目のトライで、核心の後のムーブも淀みなくこなして無事にレッドポイント。
このルートは是非8月に登りたいと思っていたので、今日登れて良かったです。
天王岩にはクライミングを始めた頃は足繁く通っていましたが、ここ数年は年に1~2回しか来ていなかったので、「八月革命」はいつも忘れた頃にトライするような感じが続いていて、なかなか完登できずにいましたが、やっとレッドポイントすることができました。
見栄えの良さ的に、天王岩では「八月革命」と「ニルバーナ」の2つが看板ルートだと思うので、その2つがとうとう終わってしまったのかと考えると寂寥たる思いです。
ちなみに「八月革命」にトライした回数を数えてみたら、初めてトライしたのが2020年の11月、延べ5日間17回のトライで、「北落師門」を越えてこれまでに一番トライ数のかかったルートとなりました。
HSGは「蜃気楼」がレッドポイントできそうでなかなかできず、何度も何度もリップで落ちてました。
「蜃気楼」みたいにハングを正面から越えてマントルを返すようなルートは天王岩では他にはあまりないので、マントルの練習には良いルートなのかなと思います。
僕は「八月革命」を終えて暇になったので、キョンキョンの為に「ノーリー」を登ってトップロープをセットしましたが、キョンキョンが1回登って降りてきたところで雷が鳴り始めたので、すぐにもう1回「ノーリー」を登ってトップロープを回収して撤収。
14時ぐらいに終了になりましたが、成果もあったし本数もたくさん登れて、やっぱり天王岩は良い岩場だなと思いました。
まぁこれからも天王岩にはちょいちょい来るだろうと思うので、後は「パワーシフト」(5.11b/c)を登ったらマイナーなルートをしらみつぶしに登っていこうと思います。
【今日の成果】 |
クラックジョイ | 5.9 | 再登 |
蝉時雨 | 5.10b | トップアウト(1テン) |
八月革命 | 5.11b | トップアウト(2テン) |
蜃気楼 | 5.10c | トップアウト(2テン) |
八月革命 | 5.11b | RP(通算17トライ) |
ノーリー | 5.10c/d | 再登 |
ノーリー(TR) | 5.10c/d | トップアウト |
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