城ヶ崎 シーサイド4


2024年1月29日(月)
まっさんと城ヶ崎のシーサイドに行ってきました。

ここのところ寒い日が続いていたので、いくら城ヶ崎といえどもビレイ中は寒いだろうと思い、厚手のダウンジャケットを着て行きましたが、海岸に着いてみると、同じ国とは思えないぐらいの暖かさで、上着を脱いでいてもちょっと暑いぐらい。
周りの人達はみんな半袖で登っていて、僕も半袖で来ればよかったと思いました。

やっぱりこの時期の城ヶ崎は暖かくて最高に快適です。



僕はまず「トムボーイ」を登ってアップ。
このルートは去年オンサイトに失敗したので、今回はきちんと登らないといけないと思い、アップと言ってもかなり気合を入れてのトライとなりました。
核心を一発で越えられず、戻って休んで、粘りのトライでなんとかレッドポイントできましたが、核心を越えた後の部分も微妙にいやらしく、腕がパンパンに張ってしまいました。



まっさんは5.12bの「パンピングアイアンⅠ」にトライしていました。
このルートは87年にビッグロックの大岩夫妻主催で行われたシーサイドカップの決勝で使われたルートだそうですが、今から37年も前に初登されたクラシックルートとは思えないスポーティでアグレッシブなルートです。



少し離れたところから見た「パンピングアイアンⅠ」。
核心の巨大なハングを真正面から越えた後も終了点まではまだまだ長く、ストレニュアス性も高そう。
こういうルートを登るには、普段のジムでの練習でも傾斜の強いルートを登り込んでおかないと無理そうです。



そして僕は、「パンピングアイアンⅠ」と同じく大岩さん初登の「ホワイトシャーク」(5.11c)にトライ。

僕は今までに5.11cのルートを3本登っていますが、そのどれもが「お買い得」とか「グレーディングが甘め」と言われているルートなので、5.11cのテストピースと言われているこのルートにトライするのをとても楽しみにしていました。

しかし結果は惨敗で、この日3回トライしましたが、3回とも核心で何度もテンションをかけながら登るのがやっと。
登ってみると意外と傾斜が強く、指にかかる負荷が凄くて、すぐに指の節々が痛み始めました。

2回目のトライのときは、もうちょっとで核心を突破できそうなところまで登りましたが、ランナウトが怖くて次のムーブを起こせなくなってしまい、途中からクライムダウンしてテンションを掛けました。
今日のトライでは核心の手順がイマイチな感じだったので、もうちょっと核心のシーケンスをしっかり固めればいけそうな感じです。



日が当たらなくなってもまだ登れるぐらいの暖かさだったので、薄暗くなるまで登って、結局今日のところは2人とも成果なしで終了。

せっかく伊豆まで来たのだから、良い感じの飯屋で夕飯を食べようということで、1人だったら絶対に入らないようなこじんまりとした食堂に入ってみました。
おそらくはるさんと思われる元気で気さくな女将さんが営む食堂で、アットホームな雰囲気でとても良かったです。


【今日の成果】
トムボーイ5.10b/cMRP
ホワイトシャーク5.11cトップアウト(テン山)
ホワイトシャーク5.11cトップアウト(テン山)
ホワイトシャーク5.11cトップアウト(テン山)
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