本仁田山・川苔山
奥多摩にトレランに行ってきました。
トレランをやるようになって、緩い下りは走るようになったので、登りは急登をガーッと登って、緩い下りが長く続くようなコースを走りたいと思い、地形図を見ながらコースをいくつか考えていました。
浅間尾根や笹尾根や石尾根あたりが、気持ちよく走れる人気のコースのようなので、浅間尾根なんかは時期的もよさそうだし、まだ歩いたことないから行ってみたいと思っていたのですが、当日の天気予報がそんなに良さそうな感じではありません。
せっかく浅間尾根を登るのなら、富士山まで見えそうな日に登りたいと思い、この日は別の道を歩くことにして前日の夜にコースを再検討。
展望が悪くてもがっかりしないように、今までに登ったことのある山の辺りで良さそうな道を探した結果、本仁田山を経由して川苔山まで登り、川苔山から南東に長く延びる赤杭尾根を下ることに決定。
本仁田山への登りは、前に登ったときに大休場尾根を登ったので、今回は鳩ノ巣駅から登山口が近い花折戸尾根を登ることにしました。
鳩ノ巣駅に着いてみたら、思っていたより良い天気で、青い空が見えていました。
花折戸尾根の登山口は、事前に調べていたので分かってましたが、それでも何だこりゃと思う感じの登山口でした。
駅を出てからトンネルの前の道路を渡って少し歩くと、右側に階段と祠があるので、階段を登って祠の右から踏み跡を辿っていきます。
後は杉林の急道をひたすらに登っていきます。
出発から1時間20分で本仁田山の山頂に到着。
駅を出てからすぐに急登が始まって、本仁田山の山頂まで標高差900mを一気に登れるので、登りの良いトレーニングになります。
本仁田山から瘤高山までは快適な道が続き、その後は大ダワまで一気に下ります。
大ダワからは鋸尾根を登りましたが、意外としっかりした岩稜で驚きました。
川苔山の少し手前からは幅の広い平坦な道になり、そのまま疾走して川苔山の山頂に到着。
山頂の前で1人の人とすれ違いましたが、ここまで他には人と会わず、川苔山の山頂にも誰も居ませんでした。
富士山までは見えませんでしたが、石尾根や長沢背稜の山々が良く見えました。
ここから見えている日原から石尾根や長沢背稜に上がる尾根はまだほとんど歩いたことがありませんが、あの辺りは植林ではなく手つかずの原生林が多く残っているそうなので、今度歩いてみたいと思います。
赤杭尾根は思っていた通り快適な下りが楽しめる尾根でした。
気持ちよくのんびりと走っていましたが、途中でエビ小屋山というピークを過ぎたところで、踏み跡が頼りない急斜面の下りになりました。
そこだけちょっと危なかったので、かなり慎重に下りましたが、そのまましばらく歩いていったら立派な登山道に合流。
地図を確認してみたら、エビ小屋山から東側へは登山道がなく、一旦引き返して登山道に戻ればもっと歩きやすい道があったみたいです。
赤杭尾根を末端まで歩くと川井駅に着きますが、ちょっと帰りに寄りたいところがあったので、ズマド山の手前の分岐から古里駅の方に下山。
古里駅の方に降りて寄りたかったのは、この出し巻き卵専門店の「卵道(ランウェイ)」というお店。
今回はちょうどお昼過ぎぐらいに下山する予定だったので、美味しいご飯屋さんがないか調べたところ、このお店がすごい人気店のようなので、ここでご飯を食べて帰ることにしました。
3種類の卵焼きから選べますが、とりあえず普通の「だしまき定食」にしました。
だしがたっぷりのとろとろの卵焼きは確かに美味しかったですが、やっぱり卵焼きは卵焼きなので、これでご飯をガツガツ食べられる感じではありません。
味噌汁が赤だしだったのですが、山に登って汗をたっぷりかいた後だったので、赤だしのしょっぱさがすごく美味しく感じました。
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