戸倉三山
トレランのトレーニングに良さそうなコースを探して、記録を色々と見ていたら、武蔵五日市駅から周回できる戸倉三山という山がなかなか良さそうなので、今回行ってみることにしました。
この辺りの山域は奥多摩と言っていいのかよく分かりませんが、秋川の南側に連なる刈寄山・市道山・臼杵山の3つをあわせて戸倉三山というそうです。
今回は戸倉三山の前後にある今熊山と城山も加えたコースを走ります。
今年は毎月1回か2回はトレランに行こうと固く誓ったはずでしたが、2月の初め頃に多摩川沿いをランニングしていて足首を痛めてしまい、早速誓いを破ってしまいました。
これまでにも何度かありましたが、僕は舗装路を10km以上走るとだいたいどこか怪我をするので、もう長距離を走るのはトレランだけにしようと思います。
そんなわけで故障明けの初めてのトレランということもあって、舗装路はなるべく走りたくないので、今回は京王八王子駅から武蔵五日市行きのバスに乗り、今熊山登山口のバス停で下車。
バス停から道路を少し歩いて、登山口の今熊神社に到着。
ここで準備を整えてから出発しました。
登山口を出てからしばらくは急な石段が続き、最初からなかなかキツイです。
20分ほどで最初のピークの今熊山に着き、そこから刈寄山まではちょいちょい走れるなだらかな登りが続きます。
ずっと杉林の中であまり眺望はありませんが、途中で林が伐採されているところがあって奥多摩の山々が見えました。
こういうときに大岳山は一目でそれと分かるので頼りになります。
戸倉三山の1つ目の刈寄山に行くには、今熊山から市道山への道の途中の分岐のところから刈寄山の方へ寄り道するような形で、山頂をピストンすることになります。
ちょっと面倒な感じがしますが、刈寄山へ向かう道は西側の眺望が開けていて良い道でした。
ただこの辺の山はどれが何山だか全然分かりません。
帰宅してから調べてみたところ、ちょうどこの写真に戸倉三山の3つの山が全て映っているようです。
写真の中央のやや左の高いところが市道山で、そこから右の方へ下がって上って、木の枝の向こうに微かに見えているピークが最後の臼杵山、その右にあるのがこれから登る刈寄山です。
登山口を出てから1時間ほどで刈寄山に到着。
誰もいなかったので三脚を使って自撮りしました。
刈寄山から1時間15分ほどで戸倉三山の2つ目の市道山に到着。
市道山までの道が思っていたより長く、結構アップダウンが激しくてキツイところでした。
1月に北高尾山稜に行ったときに、休憩のときに汗冷えして凍えて辛かったので、今回は休憩時に温かい飲み物を飲もうと思って紅茶を持ってきてました。
しかしこの日は最高の天気で、休憩時でも防寒着を羽織る必要もないぐらい暖かく、結局紅茶は最後まで飲みませんでした。
朝に家を出るときは寒かったので防寒用のタイツを履いてましたが、途中からかなり暑く、すれ違う人たちはみんな短パンで、もうすっかり春なんだなぁという感じがしました。
ちなみにこの戸倉三山はトレイルランナーに人気のコースのようで、この日すれ違った人は歩いてる人よりもランナーの方が多かったです。
次の臼杵山へ向かう途中で、ちょうど伐採を進めている最中の斜面があり、作業用のモノレールや、ロープウェイみたいなもので吊られた機械が動いていて木材を運んでました。
戸倉三山の3つ目のピークにして最高峰の臼杵山に到着。
山頂でトレイルランナーの大集団が休憩中だったので、小心者の僕には三脚を使っての自撮りはできず。
ここから城山を経由して降ります。
臼杵山から城山までの道は眺望が開けているところが多く、とても気持ちよい道でした。
しかしこの下りの途中で膝が痛くなってきてしまい、走るのは辛くなってきました。
今日のコースの最後のピークの城山に到着。
ここは昔は本当に城があったみたいで、山頂の下に石垣がありました。
眼下に五日市の街が一望できます。
ここからはバスが走っている通りまですぐ下りられますが、ここまでで右膝が結構痛くなってきていて、下っている途中で左膝も痛くなってしまったので、苦悶の表情を浮かべながらのよちよち歩きでなんとか降りて、次のバスまで1時間ぐらいあったので、そのまま武蔵五日市駅まで歩きました。
いつもトレランに行くときはサポートタイツを履いているのですが、今回はたまたまサポートタイツを履いてこなくて膝を痛めてしまったので、やっぱりトレランのときは何かしら膝のサポーターは必ず着けようと思いました。
普通の山歩きだったら膝が痛くなったときのためにストックを持っていくところですが、トレランではできるだけ余計な荷物を持ちたくないので、今後どうしようか悩むところです。
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