河原奥の氷瀑
会の山行で八ヶ岳にアイスクライミングに行ってきました。
先月の会山行の日もそうでしたが、今回も雨予報。
前後は晴れの予報なのに何故…という感じですが、こればっかりはどうしようもありません。
とりあえず現地まで行ってみることになりましたが、天気予報が悪いこともあって、当日集まったメンバーは僕といとしゅーさんと塩Gの3人。
雨が降り始めたらすぐ撤退できるように、美濃戸口から徒歩15分で行ける河原奥の氷瀑に行くことにしました。
美濃戸口から美濃戸へ向かう林道を少し歩き、途中の橋のところまで行くと、橋の手前の所から右に降りていく踏み跡があり、その先に氷瀑が見えます。
氷瀑は2つあり、まずは右の方の簡単そうな氷瀑を登ることにします。
途中に2mぐらいだけバーティカルな部分がありますが、このぐらいなら何とかなりそうなので、僕がリードでトライ。
バーティカル部分の1~2歩だけ怖かったですが、問題なく登れました。
その後はトップロープをセットして順番に皆で登り、次に左の難しい方に行ってみました。
こっちは氷瀑というよりは氷柱の集合体といった感じで、バーティカルどころか少し被っているように見えて、かなり難しそうです。
リードで登るのは無理そうですが、歩いて上に回れるので、上の立木を使ってトップロープで練習することにしました。
一番難しそうなラインを、敢えてフリーソロで登るいとしゅーさん。
というのは嘘で、本当はトップロープでしたが、ふざけて写真を加工してトップロープを消して遊んでたら、間違って元の写真を上書きして保存してしまい、この写真しかなくなってしまいました。
でもいとしゅーさんはこの難しそうなラインをノーテンで登っていて凄かったです。
僕はもう少し右のラインを登りましたが、気温が高いせいかアックスの刺さりはよくて、がっつりフッキングできるところも多くて見た目よりは大分簡単に登れました。
あと僕はアイスに関しては、フリーで登るということに拘りをもっていないので、今後難しい滝を登るときの為に、フィフィを使ってアックステンションする練習もしてみました。
アックステンションすればバーティカルな氷でも安心してスクリューを打てるので、ヤバくなったときの為に準備しておけば大分安全にトライできると思いました。
最初の滝を登っているときから小雨が降ってましたが、だんだんしっかりした雨になってきて、塩Gがちょっと怪我したりもあったので昼前に撤収。
予報通りの雨でしたが、思っていたよりは登れて楽しかったです。
アイスもだんだん自信が付いてきたので、そろそろ南沢大滝とかリードでチャレンジしてみたいです。
あと、私事ですがこの日は僕の誕生日で、とうとう僕も40歳になりました。
まだまだ若いつもりでいましたが、40歳というと完全におじさんな感じがします。
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