甲斐駒ヶ岳
2022年6月9日(木)
TK2と日帰りで甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根を登ってきました。
この日は元々は1人でどこかに歩きのトレーニングにでも行こうかと思っていて、奥多摩辺りで歩くコースを考えていたのですが、前日の昼にTK2から「明日黒戸尾根行かない?」ぐらいの気軽な感じで連絡があり、ノリで黒戸尾根に行くことにしました。
仕事が終わって帰宅してから急いで夕飯を食べて3時間ぐらい仮眠して、午前2時前に集合。
1時間半ぐらいで登山口の竹宇駒ヶ岳神社に到着して、午前4時に出発しました。
暗いうちから歩き始めたので、しばらく景色は何も見えませんでしたが、歩き始めて1時間半ぐらいのところで、初めて山頂が見えました。
多分この木の左側に見えているのが山頂ですが、あまりの遠さに挫けそうになります。
出発から2時間45分で刃渡りに到着。
晴れていれば景色が良いはずですが、ガスっていて何も見えません。
五合目を過ぎて、七丈小屋までの道は急な階段の連続で、こうしてみるとアスレチックみたいな感じです。
七丈小屋から八合目までの道は少しだけ雪が残ってました。
ここまでずっとガスで景色が何も見えませんでしたが、少しガスが晴れて再び山頂が見えました。
迫力のある岩壁がかっこいいです。
雲海の上に鳳凰三山が顔を出してました。
八合目から先の部分が、冬に登ったときとは大分感じが違って、鎖場が連続してなかなか気が抜けないところでした。
ここまで来れば山頂はもうすぐです。
10時12分に山頂に到着。
出発したのが4時ちょうどなので、登りだけで6時間以上かかりました。
山頂からの景色を期待していましたが、ガスでほとんど何も見えず。
こっち側の方面だけ少しガスが晴れる瞬間があったので、とりあえず撮影。
左側の道が僕らが登ってきた道で、右の方へ続く道が北沢峠への道です。
できれば仙丈ヶ岳や北岳が見たいと思い、1時間近く山頂で粘ってみましたが、どんどんガスに包まれていき、冷たい風も吹き始めたので、諦めて下りることにしました。
刃渡りまで下りてきたところで、ようやく眺望が開けて、今日初めて良い感じの景色を眺めることができました。
しかし山頂の方を見てみるとやっぱりガスに包まれていて、結局のところ甲斐駒の姿をきちんと見れたのは、登り始めて最初のうちに遥か遠くに見えた姿だけでした。
刃渡りを過ぎるともう景色の良いポイントもないので、後は淡々と降るだけです。
途中までは順調に下っていきましたが、あと1時間ぐらいでゴールというところで両膝が痛くなってしまい、そこからはペースを落として、痛みを耐えながらゆっくり下りました。
そして15時16分、出発してから実に11時間16分という長い行程を終えてゴールを迎えました。
黒戸尾根の日帰りは一度やってみたいと思っていたので、今回達成できて嬉しいですが、やっぱりかなりきつかったです。
久々に下りで膝を痛めたし、両脚の疲労感が凄まじくて、帰宅して横になったらそこから動くのが辛くなってそのまま眠りに就き、そのまま翌朝まで目覚めることはありませんでした。
今回のルート
4:00 尾白川渓谷駐車場
↓ 3時間27分
7:27~7:45 五合目小屋跡
↓ 37分
8:22~8:41 七丈小屋
↓ 1時間32分
10:12~11:00 甲斐駒ヶ岳
↓ 57分
11:57~12:18 七丈小屋
↓ 2時間58分
15:16 尾白川渓谷駐車場
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