城山5
マッサンと城山のワイルドボアゴージに行ってきました。
ワイルドボアゴージに最後に来たのは、ちょうど1年前の3月26日でしたが、前に来たときに「ジゴロ」が1テンでかなり惜しいところだったので、今回は宿題を回収に来ました。
朝の6時にレンタカーを借りて出発しましたが、途中で渋滞に巻き込まれたり、ナビが変な道を案内したり色々あって、城山の駐車場に着いたのは10時過ぎ。
まぁ、今日は僕は「ジゴロ」だけやれればいいと思っていたので、アップがてらに最初から「ジゴロ」に取り付いて、テンションをかけながらムーブの確認をして、2便目に本気トライをすることにしました。
しかしちょうど核心部に日が当たってしまい、大事な部分が若干ヌメってしまったこともあり、最初のトライは途中で力尽きてしまいました。
細かいところのムーブも全然固まってなかったので、またテンションをかけながらムーブを固めて、その次のトライに全てを懸けることにしました。
そして運命の2トライ目。
日が当たらなくなったのでフリクションはかなり良くなっており、核心はスムーズに突破。
その後も良い感じで登って、もう少しで実質終わりというところで、スタミナの限界が来てしまい無念のフォール。
結局今回も「ジゴロ」を登ることはできませんでした。
しかも前回よりもわずかに登れてないので、この1年での成長の無さを実感させられる結果となってしまい、まさに悔恨の極みです。
マッサンは今日初めて「ジゴロ」に触って、オンサイトトライ、2トライ目、3トライ目とトライを重ね、3トライ目ではかなり惜しいところまでいったものの、まさかのミステイクを犯してしまいフォール。
3トライ目が終わった時点で、もうかなりヨレてきているように見えましたが、マッサンの目の奥はまだメラメラと燃えていました。
もし僕だったら、「ジゴロ」みたいな長いルートで、3回目のトライであれだけ粘って落ちてしまって、しかももう夕方になっていたら、もうその日は本気トライを諦めてしまうでしょう。
しかし、こういう状況のとき、マッサンが決まって言うセリフがあります。
「人間、ヨレてきてから、パンプしてからが勝負なんです」
昔ロクスノか何かでジャンボさんが言ってたセリフですが、マッサンはいつも最後はこの言葉をつぶやきながら、ヨレヨレの状態でもラストトライに臨むのです。
そしてしばらく休んでからの4トライ目。
いつものように何度も咆哮しながら核心を突破し、そのまま終了点まで登ってレッドポイント。
気合のこもったナイスクライミングでした。
こういうトライを見ると、「次に来た時にフレッシュな状態でやれば登れるな」とか言ってる自分を情けなく思います。
まぁ僕ももうちょっと時間に余裕があれば、もう1回ぐらい本気トライしたかったんですけどね。
今日のところは全て朝の渋滞とカーナビのせいにして、「ジゴロ」はまた次回に持ち越すことにします。
【今日の成果】 |
ジゴロ | 5.11c | トップアウト(テン山) |
ジゴロ | 5.11c | トップアウト(3テン) |
ジゴロ | 5.11c | トップアウト(1テン) |
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