岩根山荘アイスツリー


2020年2月13日(木)
まーしー、MATSU、マッサンとS川君とで岩根山荘のアイスツリーに行ってきました。

この日は八ヶ岳でアルパインのルートに入る予定でしたが、異常なほどに気温が高く、八ヶ岳でも標高2500m以下では雨が降るという予報だったので、予定を変更して岩根山荘へ。

岩根山荘も春のように暖かく、雨が降った後でドロドロのビショビショでした。



まずは下部が緩やかな面で2〜3本ずつ登って練習。
氷が溶けだしていてアックスは刺さりやすく、登りやすかったです。



裏側に回ったら練習用の木材が打ち付けられた面があり、木材にアックスを打ち込んで登る練習もやってみました。

トレーニンググッズで筋トレをしているような感覚でしたが、氷を登るのと違ってアックスを打ち込める範囲がかなり限定されるので、木材が斜めになっているようなところはバランスをとるのが難しく、なかなか良い練習になります。


木材を登るマッサン。

僕もやってみましたが、どうも僕は打ち込みがみんなと比べて下手なようで、がんばって打ち込んでも浅くしか刺さらず、突然ピックが抜けて派手にフォールすることが何度かありました。



ドライ用にホールドが付けてある壁もあったので、ドライの練習もやりました。
ダイアゴナルだったり、ちょっとしたデッドだったり、ムーブが必要なところもありましたが、トップロープだったらダブルアックスでも何とかムーブを起こすことができます。
こういうのも練習していったら、実際のアルパインの現場でリードで登っているときでもこういう動きができるようになるのでしょうか。
できるようになったらかなり強みにはなると思いますが、岩にアックスを引っ掛けた状態でムーブを起こすというのは、結構リスキーな感じがします。



最後にまた氷の面に戻って、華麗なムーブでハングを乗っ越すマッサン。
先月に僕と一緒に行ったアイス合宿の後で、マッサンは八ヶ岳の氷瀑と岩根山荘で合わせて5回ぐらいアイスに行っているそうで、もう大分上手になっていました。



S川君は本格的なアイスは今回が初めてだそうですが、アックスを打ち込むのが上手でガンガン登ってました。

僕もアイスが上手に登れるようになりたいとは思いますが、この時期はやりたいことが多すぎてなかなか集中して練習することができず、結局アイスは毎年2〜3回しかやる機会がありません。
今年はあと何回アイスに行けるのかな。
今年覚えたことを、来年またアイスに行くときまで覚えていられる自信があまりないです。


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