丹沢三峰
2019年12月25日(水)
22日の夜に南岸低気圧が通過した影響で、関東の山沿いで雪が降りました。
高尾山でも結構積もったようなので、丹沢ならもっとしっかり積もっているだろうと思い、久々に丹沢を歩きに行くことにしました。
行ったことのないコースを歩きたかったので、宮ヶ瀬湖の方から丹沢三峰を経て丹沢山へ向かうコースをチョイス。
宮ヶ瀬湖へは京王線の橋本駅からバスが出ているので、僕の家からはかなり行きやすいのですが、橋本駅から出ているバスだと登山口から離れたバス停までしか行かないので、登山口まで40分ほど歩くことになります。
ちなみに小田急線の本厚木駅から出ているバスに乗れば、登山口のすぐ近くの三叉路バス停までバスで行けます。
初めて見る宮ヶ瀬湖は緑がかった乳白色でした。
三叉路バス停の近くの登山口から登山道に入ります。
最初のうちはまだ全然雪がありません。
標高600mを越えたあたりからチラホラ雪が出てきました。
さらに進むと、しっかり雪が出てきて雪山っぽくなってきました。
トレースが無かったら嬉しいなと思っていましたが、雪が降ったのが3日前の夜だったので、さすがにもう何人か歩いているようです。
しかしこの丹沢三峰コースを歩く人はあまり多くはないようで、この日は1組の老夫婦とすれ違っただけでした。
最初のピークの高畑山に到着。
標高1000mを越えると雪は大分多くなってきて、深いところでは脛〜ふくらはぎぐらいまでありました。
丹沢三峰の東峰、本間ノ頭に到着。
ここから中峰(円山木ノ頭)、西峰(太礼ノ頭)とアップダウンが続きます。
ここまでで登山口を出発してから2時間40分。
なかなか良いペースで来ていますが、標準コースタイムだとここから丹沢山まであと2時間。まだまだ先は長いです。
大きなサルノコシカケを見つけて驚く僕を自撮り。
13時少し前に無事に丹沢山に到着。
生憎のガスで眺望がないのが残念です。
上の写真は自撮り棒を使って撮影しましたが、何回やってもボケてしまうので、結局手持ちで自撮り。
気に入った写真がなかなか撮れず、何度も自撮りを繰り返しているうちにガスが少し晴れてきました。
急いで見晴らしポイントまで行って景色を撮影。
すっきりとは晴れませんでしたが、周りの山の姿が少しだけ見えました。
今日のところはこれで満足して下山を始めることにします。
下りもこれまで歩いたことのない天王寺尾根を歩いて、塩水橋を目指します。
木道が延々と続いていますが、木道の上に雪が積もって歩きにくいです。
左側には、登りで歩いてきた丹沢三峰が見えます。
天王寺尾根にも1人分だけトレースがついてました。
下りはトレースを使わなくても楽だし、尾根が広いので適当にズボズボ歩きます。
天王寺峠から先は沢状の地形についた登山道を歩きますが、こないだの台風19号の影響で登山道が大分荒れているようです。
この部分は涸れ沢を跨いで対岸の登山道に上がるところですが、崩落していて結構危険でした。
この先も崩落箇所がいくつかあり、何とか通ることはできますが、安全ではありません。
林道に出てからもこのような崩落箇所がいくつもありますが、とりあえず歩いて通る分には大丈夫でした。
塩水橋から先の県道70号は崩落が酷く、ちょっと前までは人も通行不可だったようですが、もう復旧工事が大分進んでいて人は通れるようになっていました。
県道70号の大規模な崩落箇所。
ここは台風19号の通過直後は、土砂や金網が散乱して人も通れなかったようですが、今は綺麗になっています。
なぎ倒されたガードレールが、土砂崩れの規模の大きさを物語っています。
後はひたすら舗装路を歩き続け、17時22分に出発地点のバス停に帰ってきて、無事にバスに乗って帰宅。
今回はトータルで30kmほど歩きましたが、半分ぐらいは最初と最後の舗装路だったので、結構退屈でした。
やっぱり普通に小田急線の駅からバスで行った方が、舗装路歩きが少なくなるのでよさそうです。
今回のルート
7:42 鳥居原ふれあいの館バス停
↓ 50分
8:32 三叉路登山口
↓ 1時間2分
9:26〜9:36 高畑山
↓ 1時間35分
11:11 本間ノ頭
↓ 1時間42分
12:53〜13:10 丹沢山
↓ 2時間30分
15:40 塩水橋
↓ 1時間7分
16:47 三叉路登山口
↓ 35分
17:22 鳥居原ふれあいの館バス停
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