昇仙峡
まっさんと共に、佐藤裕介さんのワイドクラック講習を受けに昇仙峡に行ってきました。
昇仙峡に来るのは初めてですが、昇仙峡の中でもいくつかのエリアがあり、今回のエリアは末端壁と呼ばれているところだそうです。
まず最初は5.7ぐらいのオフウィズスで、アームバーとヒール&トゥを学ぶ。
左膝は高めに上げてクラックの中に突っ込み、膝を右壁に、踵を左壁に当てて効かせる。
右足のヒール&トゥは踵と足の親指の内側を使って、内向きに捻るように効かせると、力の調節もしやすくて動きやすい。
このとき、爪先の方が下がらないように足裏を水平にするようなイメージでやるとよい。
外側の手はプッシュできるところを探してプッシュすると楽。
次は5.8ぐらいのスクイーズチムニー。
チキンウイングは肘を肩より上に上げ、上腕を壁に当てて、手の平の下部を反対側の壁に当てて効かせる。
肘を肩より上に上げないと効かないが、フレアしているワイドなどで、外に吐き出されないようにチキンウイングを使う場合は横に極めるのも有効。
奥の足はオフウィズスと同じように効かせて、休むときは外側の足の腿と踵を使って効かせると休みやすい。
ちなみに写真のオレンジの人はこの講習で知り合ったむらまっさん。
何度か一緒にクライミングに行っているK坂さんと同じ山岳会だそうです。
やっぱりクラックの世界は狭いですね。クラックだけに。
ワイドでは体のサイズによって登り方も変わってきます。
体が大きいむらまっさんはオフウィズスっぽい感じで半身はクラックの外に出して登ってましたが、僕は中にすっぽり入って登れました。
その次は5.9ぐらいのチムニー。
これは最初のトライでは向きを間違えてしまって全然登れませんでしたが、途中で登り方を聞いてからは登れました。
傾斜があるところでは背中側を下にするのがセオリーだそうで、そうすると腕の力を使わずに壁に背中を預けて登れるそうです。
最後に5.11ぐらいのフィンガークラック。
クラックだけで登るのはクソ難しいので、横のホールドも使って登りますが、かなり難しくてトップアウトできず。
でも久し振りにフリクションの効く花崗岩を登ると、やっぱり楽しくて花崗岩って最高だなって思います。
そして夕飯はまっさんとむらまっさんと共に、甲府駅前の小作でほうとう。
実は僕は初めてのほうとうでしたが、野菜がたくさんで美味しかったです。
今日は色んなサイズのワイドの練習ができましたが、結構コツを掴んだ感じがあるので、春になったら早く小川山や瑞牆のワイドにトライしてみたいです。
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