箱根外輪山半周(反時計周り)


2019年4月3日(木)
12月から1月にかけて、道具を買ったり遠出したりでお金を使い過ぎてしまったので、
2月と3月はクレジットカードの請求に怯えながら、近郊の岩場でのフリーに徹して出費を抑えてきましたが、
やっぱりたまにはしっかり山に入らないと、何だか心が満たされない感じがします。

そんなわけで、この日は一人でがっつり山を歩くことにしました。
今回は、一度やってみたかったガチのトレランスタイルで、箱根外輪山の縦走へ。
箱根湯本駅からぐるっと一周回ると約50kmで、上り下りの累積標高は3000mを越えるらしく、
完走できたら一人前のトレイルランナーとして認められるそうです。

ただし、去年の台風のときの土砂崩れで一部通行止めになっている区間があるので、
箱根湯本から通行止めになっているところまで、ちょうど箱根外輪山の半周の完走を目標とすることにしました。

優雅にロマンスカーで箱根湯本へ向かい、8時半頃に到着。
駅のトイレで着替えて、着替えなどの荷物はコインロッカーに預けて、いざ出発。



まずは登山口のある阿弥陀寺を目指します。
駅を出た直後から結構登りがきついです。



出発から40分で、最初のピークの塔ノ峰に到着。
ここから長〜い縦走の始まりです。

スタートの時点では、登りも頑張って、ゆっくりでもずっと走っていこうと思っていましたが、
荷物が軽くても登りで走るのはかなりしんどく、すぐに諦めて登りは歩くことに決めました。



さらに1時間ほどで明星ヶ岳。

途中で反対側から大きめの動物が走ってきて、僕の5メートルぐらい手前で僕に気付いて横の藪に入っていきました。
ラスカルみたいな感じの、薄茶色の丸っこい感じの動物でしたが、熊じゃなくてよかったと思い、
心配になってしばらくの間はわざと足音を大きくたてたり、咳払いをしたりしながら走りました。



明星ヶ岳の辺りは登山道が広くて気持ちよく走れますが、
この先で下りに入ってから地面がぬかるんでいて、滑って走れないので結構イライラしました。



いつ降ったのだか分かりませんが雪が残っていました。



明神ヶ岳に到着。
この辺りから足が重く、登りが大分辛くなってきました。

ここでもセルフタイマーで自撮りをしようと思っていましたが、
山頂で休憩している人が居たため、恥ずかしくて自撮りができず残念。



今日のコース中の最高峰の金時山が見えてきました。
金時山までもまだまだ遠いですが、今日のゴールは金時山から左に延びる稜線の先。
この辺りから途中リタイアが頭をよぎり始めてきました。



明神ヶ岳を過ぎてからしばらくは登山道がドロドロのグチャグチャ。
この辺りが今日一番ひどくて、全く走るどころではありませんでした。



金時山が大分近づいてきました。
この登りはなかなかきつそうです。



やっぱり登りがかなり辛く、山頂に着く頃にはヘロヘロでしたが、何とか山頂に到着。
山頂付近だけかなり人が多く、岩場では大渋滞で大変でした。



遠くに芦ノ湖が見えてきました。
芦ノ湖の辺りが今日のゴール地点なので、休憩しながらどうするか考えましたが、
この先はあまり激しいアップダウンはなさそうなので、頑張って行ってみることにしました。



金時山を通過してから1時間40分ほど走ったところから、振り返って走ってきた縦走路を眺める。
中央の一番高いピークが金時山です。
ここまで来ればもうちょっとでゴール。
金時山を過ぎてからは下りが多くて快調に走れたので、意外とあっさり来れました。



ゴールの湖尻峠が見えてきました。
緩い下りを走るのは楽しいですが、脚の疲労が限界なので、もうこれで終わりなのが本当に嬉しいです。



ここから先は通行止めの為、湖尻峠から芦ノ湖の湖畔に降りて終了。
湖尻峠まででちょうど25kmだったので、一周するコースの半分ですが、半周でこの調子だと、一周するのはかなり難しそうです。

とりあえず今日の目標の半周は完走できてよかったですが、
登りの体力がまだまだ足りないということを痛感しました。

冬山の為のトレーニングとしては、歩荷トレーニングの方がいいのかもしれませんが、
トレランの方が絶対楽しいので、ちょいちょいトレランもやっていこうかなと思います。


今回のルート


8:38 箱根湯本駅
↓ 41分
9:19〜9:25 塔ノ峰
↓ 1時間
10:25〜10:26 明星ヶ岳
↓ 48分
11:14〜11:17 明神ヶ岳
↓ 56分
12:13 矢倉沢峠
↓ 37分
12:50〜12:56 金時山
↓ 59分
13:55〜14:00 丸岳
↓ 1時間3分
15:03 湖尻峠
↓ 36分
15:39 桃源台


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