城山
まっつんとクミちゃんと、1泊2日で城山クライミングトリップに行ってきました。
12日の夜に出発して、狩野川記念公園の脇の土手にテントを設営。
天気予報が微妙だったので心配でしたが、起きてみたら最高の天気で城山がよく見えました。
9月に入ってから、クライミングの予定がことごとく雨で中止になっていて、
2週間以上も間が空いてしまったので結構久し振りな感じがします。
まずは南壁へ。
他には誰も居なくて僕らの貸切です。
前日の夜に雨が降ってたので、着いたばかりのときは下部が湿っていましたが、
南壁は日当たりが良く、すぐに乾きました。
まっつんが「とんとん拍子(5.8)」を登ってトップロープをセットし、
クミちゃんがトップロープで何度も繰り返し登って練習。
僕はその左の「アナザステップ(5.8)」を登りました。
この辺りのルートは3年前に初めてここに来たときにトップロープで登った記憶があります。
あのときはトップロープでもかなり怖い思いをしながら登りましたが、
今だったらこのぐらいは大分余裕を持って登れます。
スラブの5.11aをやってみたいと思い、トポを見て「クロワッサン」というルートを探しましたが、
これかなと思ったルートをまっつんが登ったらすごく簡単なルートで、
結局「クロワッサン」を見つけることができませんでした。
南壁の左側の方は全体的にのっぺりしているので、トポを見てもどのルートがどれなのか全然分かりません。
「クロワッサン」は見つけられませんでしたが、今回は5.11aのルートを何かトライしたいと思っていたので、
「ハートルート」にトライしてみました。
このルートは、日本のフリークライミングの創始者と言われる戸田直樹氏が、
79年〜81年に城山のフリー化を試みた際に最後に作られた歴史的なルートだそうで、
国内では最も初期の5.11台のルートだそうです。
最初のトライでは核心部でムーブが分からず敗退しましたが、
まっつんがトライするところを見てムーブが分かったので、
2便目でレッドポイント。
記念すべき初めての5.11aで、とても嬉しいです。
その後まっつんも「ハートルート」をレッドポイントしたので、
エリアを変えてワイルドボアゴージに行くことにしました。
まっつんが「ジゴロ(5.11c)」をやってみたいというので、一緒に「ジゴロ」にトライ。
まっつんが敗退した後で僕もトライしてみましたが、
テンションを何度かかけながら5ピン目まで登るのがやっとで、2つ目のハングが始まるところであえなく敗退。
最後に「イスタンブール(5.9)」を登ってトップロープをセットして、クミちゃんがトップロープで練習。
傾斜は緩いけど結構難しいです。
その後でまっつんが「ジゴロ」にもう一度トライしてましたが、やはり核心を突破できずに敗退してました。
やっぱり5.11cとかになってくるとすごく難しいです。
下山してから一二三荘というところで温泉に入りましたが、凄まじい熱さで膝下まで漬かるのがやっとでした。
夕飯はアピタの中のフードコートで、スガキヤのラーメン。
初スガキヤでしたが、噂に聞いていたスプーンフォークはちょっと食べづらかったです。
そんなこんなで城山クライミングトリップの1日目は無事に終了。
この日のキャンプ地は前夜とは場所を変えて、アピタの裏の河川敷にしました。
そして2日目の朝。
まぁ天気予報も悪かったのであまり期待はしてませんでしたが、夜中から結構雨が降ってて、
朝になってもまだ雨が降っていたので、城山でのクライミングは諦めて東京に帰りました。
2日目は登れたらマルチピッチの「バトルランナー」をやろうと思っていたので、かなり残念ですが、
次回の楽しみにとっておくことにします。
【今日の成果】 |
アナザステップ | 5.8 | MOS(3年前のことは完全に忘れているので) |
ハートルート | 5.11a | 敗退 |
ハートルート(2便目) | 5.11a | RP |
ジゴロ | 5.11c | 敗退 |
イスタンブール | 5.9 | 再登 |
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