小川山
石田塾のパイセン達と小川山に行ってきました。
当初は湯川に行く予定でしたが、この日は東京では35度を越える猛暑で、
湯川は暑そうなので、涼を求めて小川山へ行くことにしました。
まずは「龍の子太郎(5.9)」にオンサイトトライ。
5.9だからとちょっとナメてましたが、核心部でムーブが分からず、
色々試しているうちに滑って落ちそうになり、テンションをかけてしまいました。
1テン後は一応登れましたが、かなり強引に足を上げるムーブで登って、これじゃない感じがすごくするので、
次にトライするときはもうちょっと綺麗なムーブで登りたいです。
そしてその次は、オンサイトトライをずっと楽しみにしていた「カサブランカ(5.10b)」にトライ。
ハンドジャムの練習に良いルートということで有名なルートですが、
確かに中間部から上の部分は綺麗にハンドサイズのクラックが伸びていて、
ジャミング真っ向勝負な感じです。
上の方でレストする僕。
簡単に登れるだろうと思っていた下部の部分が、登り始めてみたら意外に難しく、
上部のハンドクラックに到達する前にテンションをかけてしまいました。
中間部のダイクから上のハンドクラックに入ってからは、
ジャミングはしっかり効いて最初のうちは順調に登れましたが、
フットジャムを決めていた足が途中から猛烈に痛く、痛みに耐えられなくなってテンション。
その後はちょっと頑張ってカムを極めたらテンションをかけて、
足をクラックから抜いて休んでから登り始めるという感じで、
最終的にはもう全くフットジャムで立ち込めなくなってしまい、カムエイドで上まで抜けました。
長いルートで同じようなサイズが続く為、使いやすそうなカムをバシバシ極めていってしまうと後半で足りなくなってしまうので、
カムの使い方がとても重要だと感じました。
あとカムをついつい上の方のいいところに極めてしまい、ジャミングをするのにちょうどいい場所を塞いでしまったりとか、
フットジャムでロープを挟み込んでしまって、ロープが動かなくてクリップできなくなってしまったりとか、反省点が山積みです。
「ジャックと豆の木(5.10c)」にトライするHMパイセン。
小川山では、「小川山レイバック」、「カサブランカ」、「ジャックと豆の木」、
「クレイジージャム」という順番で登ってステップアップしていくのが一般的だそうで、
既に「カサブランカ」まで登り終えているパイセン2人は「ジャックと豆の木」にトライしてました。
パイセン達がトライしている間に休憩していたら、なんとまっつんとマーシーが現れました。
話を聞いたところ、当初の予定では今日から1泊で滝谷に行く予定だったそうですが、
天気が悪そうなので予定を変更して小川山に来たそうです。
僕が登れなかった「龍の子太郎」を2人とも一撃で登っていました。
その後は、HMパイセンが「ジャックと豆の木」にトップロープを張ってくれたので、
擬似リードでトライしてみましたが、登り始めてわりとすぐのところでスリップ落ちしてしまい、
すっかり心が萎えてしまって、核心までもいけずに諦めて敗退しました。
こないだカンマンボロンで5.10cのクラックが登れたので、ちょっといい気になっていましたが、今になって考えてみたら、
あのルートはジャミングよりもフェイスムーブの割合の方が多かったから登れただけのような気がします。
終わってみれば今日はひとつもレッドポイントできず、コテンパンにやられてしまいましたが、
カサブランカといういい目標ができたので、次にここに来るときに備えてジャミングの練習に励もうと思います。
【今日の成果】 |
龍の子太郎 | 5.9 | トップアウト(1テン) |
カサブランカ | 5.10b | トップアウト(テン山、カムエイド) |
ジャックと豆の木(TR) | 5.10c | 敗退 |
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