三ノ塔(冬山教室第一回)


2015年1月18日

去年は神奈川県山岳連盟の沢登り教室で、沢登りデビューを果たしましたが、
今年は本格的な冬山デビューの為に、冬山教室に参加します。

冬山用の装備は、冬以外の3シーズン用の装備とはまた違うものが必要になってくるので、
色々と必要な装備を買いました。

滑落や凍傷が怖いので、足回りは良いものを揃えようと思い、
登山靴はスカルパのモンブランGTX、アイゼンはペツルのリンクスを購入。
そして山男の魂・ピッケルは、クライミングテクノロジーのアルパインツアー。
この3つだけで11万円でした。



その他に、
インナーウェアはモンベルのジオラインEXPの上下。
ハードシェルはファイントラックのエバーブレスアルマジャケット。
オーバーパンツはモンベルのスーパーハイドロブリーズ・インシュレーテッドビブ。
手袋はブラックダイヤモンドのソロイスト。
目出帽はファイントラックのメリノスピンサーモバラクラバ。
あと、SWANSの偏光レンズのゴーグル、バイレスのテントシューズ、オクトスのワカン。
さらに、マットもウレタンでコンパクトになる物が欲しいと思い、サーマレストのZライトのSサイズを購入。
これらが大体9万円ぐらいで、全部で20万円ほどかかりました。

ザックは愛用のケストレル38に、ギアを外付けする為のベルトを取り付けて冬山仕様に改造。



冬山教室は全3回のスケジュールになっており、
第1回の今回は、1日目に冬山の気象と雪崩や雪庇についての講習を受け、
芝生の上で耐風姿勢と滑落停止の練習をしました。
2日目は、本番用のフル装備を担いで、三ノ塔尾根から三ノ塔に登ります。



「汗をかかないように登るんだよ。」と講師の方から言われましたが、
皆で一列になって登っていると、服の着脱もしづらく、なかなか難しいです。



頂上近くになってようやく雪が出てきましたが、
アイゼンを着けるほどでもないので、そのまま歩きます。

去年の同じ時期には足首ぐらいまでの積雪があり、アイゼンやワカンを着けて練習ができたそうですが、
今年はまだ雪が少ないようです。



出発から3時間ほどで山頂に到着。



今日は快晴で富士山が綺麗に見えます。

先月の金時山、先々週の塔ノ岳と、ここのところずっと天気に恵まれており、
富士山が見える有り難味が薄れてきています。

山頂で休憩をとった後は、2時間ほどかけて下山して、次回以降の打ち合わせ。

次は2月に富士山の五合目で雪上訓練です。


今回のルート

7:00 山岳スポーツセンター

10:15〜10:40 三ノ塔

12:30 山岳スポーツセンター