水無川本谷
2014年5月25日
先月は初級沢登り教室で新茅ノ沢を遡行しましたが、
今回は中級沢登り教室で水無川本谷に行ってきました。
今回も前日から山岳スポーツセンターに行って、
ロープワークや登り方・降り方の講習を受けました。
今回は懸垂下降の講習もあったので、
クライミングボードの側面の壁で、エイト環を使って懸垂下降をやりました。
前回のときに料理をたくさん作ってくれた講師の方が今回も居たので、
今回もたくさんの料理を作ってくれました。
相変わらずフルーツの盛り合わせがすごいです。
2日目は4時起床で、5時半頃に山岳スポーツセンターを出発。
受講者の方が何名か車を出してくれたので、戸沢山荘まで車で入って、6時半頃に入渓。
30分ほど歩いたところでF1です。
10mほどの大きな滝ですが、
流れのすぐ左の辺りが階段状になっているので、簡単に登れます。
F1を登ったところで、上からの撮影。
トップロープをセットしてもらってから最初に登らされたので、
結構ドキドキしました。
そしてすぐにF2(7m)。
右側を登ることもあるそうですが、今回は左から。
F2を過ぎるとしばらくゴーロ帯が続き、途中の大岩の辺りはゴルジュっぽくなっています。
日当たりが良く、新緑が鮮やかできれいです。
F3(10m)。
途中からトラバースしていくような形になりますが、
横の動きにあまり慣れていないので、なかなか難しかったです。
今回の参加者は19名で、講師が5名でしたが、
F3は1人ずつ通過したので、1時間半ほどかかりました。
F3の直前の部分で腰まで水に浸かっていたので、待ち時間は凍える寒さでした。
5月といっても沢の水はまだ冷たいです。
F3の通過時に1人滑落して負傷してしまったので、
F4の手前の辺りから登山道に上がって下山することになりました。
ザックと木の棒と雨具を使って背負子を作り、負傷者を背負って登る小池講師(右)。
イケメン過ぎます。
少し登るとすぐに書策新道に出るので、書策新道を下ります。
今は廃道になっているようで、ところどころ危険な箇所があります。
ちなみに「かいさくしんどう」と読むそうです。
そんなこんなで、12時半ぐらいに戸沢山荘に到着し、
また車で山岳スポーツセンターまで移動して解散。
最後まで行けなかったのは残念ですが、
期せずして怪我人の搬送方法を学べたのは為になりました。
とりあえずは全員下山できて良かったです。
水無川本谷には、また来年チャレンジしてみようと思います。
今回のルート
6:30 戸沢山荘
↓
10:30 F4の手前
↓
12:30 戸沢山荘