本仁田山
登山ガイドの本を色々と読んでみて、僕の家から日帰りで行ける山地は 丹沢・奥多摩・箱根・秩父の辺りということが分かりました。 前回は丹沢に行ったので、今回はエリアを変えて奥多摩に行くことに決定。 6時53分に奥多摩駅に到着。 当初の予定では駅からバスに乗って川苔山に登る予定でしたが、 昨日の雨で土砂崩れがあり、川苔山までのバスが運行中止になっていました。 運よく本仁田山の地図も持ってきていたので、急遽予定を変更して本仁田山に登ることに。 民家の脇を通って登山道に入り、沢沿いに山を登って行きます。 沢を何度も渡り返しながら登りますが、上の写真の橋はかなりましな方で、 3本ほどの丸木が架けてあるだけの簡素な橋もあり、沢に落ちないか心配でした。 途中で発見した謎の設備。 この橋まで来たとき、道を間違えていることに気がつきました。 引き返してみると、登山道に入ってすぐの乳房観音のところに分岐があったので、 気を取り直して正しい道を登り始めました。 後で調べて分かりましたが、僕が迷い込んだ道は現在は廃道になっており、 「山と高原地図」には点線の記載も無いような道でした。 途中で見つけた謎の設備は作業用モノレールの軌道だったようです。 樹林帯の中を九十九折に延々と登ります。 道の先には先行者の背中が見えています。 本仁田山の標高は1224メートルなので、 こないだの塔ノ岳よりも低いと思って正直ナメてましたが、 登っても登っても頂上に着かず、両手を使って登るような岩場もあり、 へとへとになりました。 そこで、今回から持ってきていた新装備のトレッキングポール、 ブラックダイヤモンド社製の「ディスタンスFL」を使うことにして、ダブルストックで登りました。 前回の下山時に膝を痛めたので、下山時の膝の負担軽減の為に持ってきていましたが、 これが登りでも凄まじい威力を発揮し、ここからは一度も止まることなく一気に頂上へ。 10時10分、山頂に到着。 山頂からの眺望。 右の奥の方に西武ドームが見えます。 本仁田山から川苔山方面に少し歩いて、コブタカ山・大ダワを経由して下山。 登りとは打って変わってなだらかな道が続きます。 落ち葉だらけで道がよく分かりません。 そんなこんなで、結局今回も膝に痛めながら、12時頃に鳩ノ巣駅に到着。 今回の下りはなだらかな道が多かったので、駆けて下っていく人もいました。 膝に不安を抱えていない人がうらやましいです。 今回のルート :7:30 青梅線奥多摩駅−10:10 本仁田山−12:00 青梅線鳩ノ巣駅 |